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2016年12月26日月曜日

RICOH 500GS





500円でゲットしたジャンクのカメラ、レストアしました

レンズは3群4枚構成 絞り羽4枚
シャッタ―優先のEEとマニュアル撮影が可能
電池は露出計のみでシャッターは機械式
ピントは二重像合致式
コンパクトなレンジファインダーとしては、かなり魅力的
シャッター・スピードをBにすると露出計の電源がOFFになる



手元に届いた状態






電池蓋は電池の液漏れでガンとして開かない状態





電池蓋は色々試したが最後の方法で開きました



巻き上げレバーは一番上のカニ目風の円盤を開けるとプラスネジで留められています



ボロボロになったモルトは「切手はがし」が一番よい結果になった

さらに腐食部分を磨く



文字盤パネルの留めリングから


一か所ねじ山がナメてしまいドリルで穴をあけなおす











向かって左下のビスだけがサイズ違いになっている



シャッターユニットを開けるとき、裏で、このスプリングが飛んで無くなるので要注意



露出計の半固定抵抗
電池はPR44(1.4V) を使うので後で調整しました






















レンズは過酸化水素水でカビを除去し、レンズクリーナーとクロスで清掃しました
組み付けはゴム手袋とエアクリーナーを使用

前部レンズ


後群レンズ









二重像の調整は以下のとおり


水平方向あるいは前後の調整は下のネジの奥に調整ネジがある











シャッターブレードの並び順
一番上にくる小さいブレードを飛ばしてしまった(要注意)
一日探したが見つからず、パーツ用にもう一台ジャンク品を調達する羽目に 


ここからは絞り機構





セルフタイマーのストッパー機構






くみ上げる前に、機械部分はリグロインにオイルを5%添加したもので注油した


ここからは無限遠の調整
フィルムレールにNIKONのファインダースクリーンを貼りました

前部レンズを無限遠位置に合わせ、ガイドが無限遠位置のストッパーで止まるところで
固定ネジ3か所を止めます

スプリットイメージをルーペで確認します

ファインダーの画像も調整します
数回トライして、いかがでしょうか



モルトを貼りなおす

天板及び巻き上げレバーの組み付け

¥480の端切れの革を貼ります

右上の四角い窓は空けないほうがいいかも


こちらのsi No. の窓も要らないかも




初めての革貼り作業ですが、まあとりあえず完了とします
フラッシュの同期も確認しました

試写後の写真は後日アップします








1/15  f2.8 シャッター優先EE RVP 100

1/500 f5.6 マニュアル RVP 100

スキャナーを通すとアンバーが強くなるみたい


1/500 f5.6 シャッター優先 RVP 100

1/500 f5.6 シャッター優先 RVP 100


1/8 f2.8 マニュアル RVP 100

1/125 f2.8 マニュアル RVP 100 out of focus

1/125 f2.8 マニュアル RVP 100 out of focus